時をかける少女(3)
部活中の風景。
手前にバレー部、奥に弓道部が練習し、それらの間を抜けて帰る生徒たち。
火事騒ぎで駈けつけた和子と深町くん。
誰かに後をつけられ、おびえながら歩く和子。
後ろを振り返り様子をうかがっていると、突然背後から襲われ
「深町くん!」
一回目、二回目の朝とも学校へ駈けていく。
「おはよう」
「あ、芳山くんおはよう、今日は元気だね」
お堂の屋根が落ちてきて
「あぶない!」
「キャー!」
二回目の朝に、吾郎ちゃんの親指に鏡で切った傷があることに驚嘆する。
「おはようございます」
「あ、もう元気になった?」
「はい、福島先生、そのネクタイ、、、」
「えっ何?」
自分の七五三の時に戻った和子。
「お父さん!お母さん!」
「そっか、同時には存在できないんだったわ、戻らなくちゃ」
「お父さん!お母さん!」
幼い和子が戻る。
写真展
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