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子どもの心



満たされなかった愛情は、自らの恋愛で補おうとする
子への愛情の持ち方は、出産直後にキーポイントがある

【引用出典】 佐々木正美 『子どもへのまなざし』 福音館書店



おとなは、もう「がんばれ」ない子どもに気付いて!
心のうちがわかってもらえず、つらい
間違った関心の引かせ方
きょうだいには違いがあり、育て方も違う
愛されて育ったから、人を愛せる
弟・妹が生まれた後の、兄・姉の危機感
親の身勝手な育て方(マイナスのメッセージ)
親の子供の接し方が、子どもの、人との接し方に受け継がれる
ギャンブル性をおびた、親子のかけひき

【引用出典】 松岡素子・松岡洋一 『心が痛い子どもたち』 日本評論社



「ムカツク」「キレる」の奥にある子どもの状況

ナイフで身を守る子ども、一見他愛もないことでいじけたり、パニックに陥ったりする子ども、ちょっとしたことばで攻撃されていると感じ、反撃する子ども、衝動的に暴方を振るう子ども、そうした子どもたちのことが問題になっています。そういう子どもたちの姿に、周囲を信頼できず常に鎧を着て弩戒している子どもの内面が映し出されています。その子どもたちはまず何よりも、自分がだれかに理解され見守られているという安心感を持てないでいるのです。

明るく、周囲に合わせる子ども
自分の感情を感じ取り、表現することのできない子ども
苦しみを、行動で訴える子ども
比較されて育つ、自己否定感
思春期の攻撃性
言うに言えない、言ってもわかってくれない

【引用出典】 日本子どもを守る会編 『子ども白書(1998年版)』 草土文化