第九節 菩提薩垂〜菩堤僧莎訶までの解釈
菩薩には、最高の智慧により肉体や精神にこだわりが無い。こだわりが無いから恐怖なんてないし、迷いや煩悩というのも遠く離れたものとなり、究極の涅槃を得ることとなった。三世の諸仏は最高の智慧によって、最上の正しい完全なさとりを得た。だからわかったことがある。最高の智慧とは大いなる唱えことばであり、大いなるさとりの唱えことばであり、最高の唱えことばであり、他に匹敵するようなものがないほどの唱えことばである。あらゆる苦を取り除くことができ、仏の説法にはうそがないので般若波羅繁多の唱えことばを説く。「ガテー・ガテー・パーラガテー・パーラサンガテー・ボーデイ・スヴァーハー」
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